現在Netflixで配信中のNetflixオリジナル作品「ラブ、デス+ロボット」がゲーマー心をくすぐるとても面白い作品でした。
「ラブ、デス+ロボット」ってどんな作品?
「デッドプール」のティム・ミラーと「ゴーンガール」や「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」などで有名なデヴィッド・フィンチャーによる、全18話の大人向け短編アニメーション集です。
一話が10分前後の短い作品なのですが、それぞれのストーリーごとにまったく違うグラフィックのアニメーションで作られています。
まるで実写かと思うようなものや、昔のディズニーアニメのようなもの、クレイアニメ風のものなど様々ですが、どれもが非常に美しく、かつ暴力的に描かれています。
そしてタイトルの「ラブ、デス+ロボット」にもあるようにどの話にも共通して「愛」、「死」、「機械」という要素が関わっています。
私がとくに好きな作品紹介
ソニーの切り札
凶暴なモンスター同士を戦わせる地下バトルで、ソニーは連戦連勝。そんな彼女の切り札は、絶対に知られてはいけない…。
細部まで作りこまれたモンスターの躍動感溢れる戦いはまさしく圧巻の一言です。
そして、まさかの最後のオチが!
なんとなく「Cyberpunk 2077」っぽい雰囲気を感じますね。
発売日まだかな…
目撃者
殺人を目撃した女は、犯人から追われる身となった。現実離れした奇妙な街を、彼女はなりふり構わず逃げ回る。殺人を目撃した女は、犯人から追われる身となった。現実離れした奇妙な街を、彼女はなりふり構わず逃げ回る。
ネオ香港という感じのなんとなくサイバーパンク感漂う街で逃走劇を繰り広げます。
建ち並ぶアパート、SFチックなネオンサイン、裏路地に積まれている箱まで非常に細かく描かれています。
フィッシュナイト
車が故障し、2人のセールスマンは砂漠で立ち往生。夜中に2人が目覚めると、そこには太古の海の風景が広がっていた。
不思議な太古の海を泳ぐ光の魚たちがとても幻想的な作品です。
そして、海には美しいだけではなく恐怖も潜んでいることを思い出させます。
画風は「ボーダーランズ」のようなコミック調の3Dアニメーションです。
ジーマ・ブルー
世界中から注目を集める芸術家、ジーマ。最後の作品を公開する前に自ら語る、謎に満ちた過去と驚くべき歩みとは?
これは、他の3つとはまた全然違う作風のアニメーションです。
独特な画風とジーマが求め、辿り着いた美しい「青」の世界に見入ってしまいます。
結構「グロ」かったり「エロ」かったりするけどオススメ!
大人向け作品ということもあってほとんどの作品でグロ要素やエロ要素がありますが、それでも観ないのはもったいない作品です。
洋ゲー好きには、「これってあのゲームっぽいな」と感じる作品も多いと思います。
ここで挙げたもの以外の作品もとても素晴らしいので是非とも観てみてください。
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